「波のうえの魔術師」たいへん楽しく読ませていただきました。
”以前に、テレビで放送されていたドラマ、あれって何ていうタイトルだっけ?”
ふと、そんな疑問を持ったことが始まりですが、
ドラマのタイトルは「ビックマネー〜浮世の沙汰も株しだい〜」
原作は「
波のうえの魔術師
」。原作はもっと面白いかも?
そんな期待から読み始めたのですが、たいへん面白く読ませていただきました。
時代背景は、バブル崩壊後の日本。
どんな時代だったのか?忘れていたことを思い出させてくれました。
プラザ合意からの円高とバブルとその崩壊、そしてその後の縮小の恐ろしさ
コンパクトに登場人物が語る。
バブルの恩恵に与れない人から出る嫉妬や、地上げ=悪といった報道
いろんなこと思い出しました。
あの頃のお金あったらいろんなことできたのにね。
原作もドラマと同じように、まつば銀行を潰すといった計画で進むのですが
いよいよ佳境というあたりで、円高やTPPの問題の今の日本にも当てはまりそうなセリフができてます。
引用
”「もう貧しい振りも、無知な庶民である振りも通用しない時代がきている。年間一千万人が海外に渡航し、個人の金融資産が千四百兆円もあるのでは、世界にいいわけは通用しないのだ。私はときどき政府の人間がなにを考えているのかと不思議に思うことがある。きみは日本のGDPの額は知っているな?」”
波のうえの魔術師より
今の時代は、予想以上に楽しませてくれるものがあるようで、
小説を読みながら過去のテレビドラマの映像もネットで見せていただいた。
う〜!UP主さんありがとう!!
ビックマネー〜浮世の沙汰も株しだい〜
全12話、代6話まで見ちゃいました。
テレビドラマの中でも「銀行が貸し渋りで・・・」なんていうセリフが出てきてるが、
ドラマは2004年の放送。もう10年前のことですから、
ちょっと考えさせられますね。
原作は、ドラマより面白いか?
と聞かれたら、いやいや両方面白い。
どちらもおススメです。
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